シェアハウスで移住&農業 唐津のNPO法人が入居者募集 (2ページ目)

西日本新聞 佐賀版 津留 恒星

 移住に関する唐津の強みや課題は何か。青森県出身で、20代で唐津市へ移住した三笠旬太さんに聞いた。

唐津の価値を高めたい

 大学卒業後、唐津で空き家になっていた祖母の家に移り住み、福岡の専門学校に通った。2018年度からNPO法人「ネットワークステーションまつろ」の職員として移住促進事業に携わっている。

 東京や福岡である移住関連イベントに行くと、都会での生活に疲れ、自然豊かな地方で暮らしたいと思っている人が目立つ。唐津は海や山があって自然環境が良く、子育てを考えて移り住む家族連れも多い。

 唐津は市域が広く、素材の豊富さが魅力の一つだと思う。歴史や文化、祭り、景色など、地域ごとに特色があり、移住を検討する際に多くの選択肢を持つことができる。福岡市へのアクセスの良さも強みだ。

 課題もある。例えば空き家。増える一方で活用されていない物件も多く、移住希望者に十分な情報が届いていない。所有者に空き家バンクへの登録を呼びかけたり、空き家見学ツアーなどの関連イベントを開いたりして、希望者とのマッチング率を高める取り組みが必要と考えている。

 人口減少も深刻な問題。移住者より転出者の方が圧倒的に多いため、ただ単に移住を促しても将来にはつながらない。根の家のお試し移住を皮切りに、移住者が仕事やチャレンジをしやすい環境づくりを進め、地域課題の解決と合わせ、素材豊富な唐津の価値を高めていきたい。(談)

佐賀県の天気予報

PR

佐賀 アクセスランキング

PR

注目のテーマ