【Fの推し増し】HKT森保がソロピアノ作品オリジナル曲の魅力を紹介 

西日本スポーツ 古川 泰裕

 松任谷正隆をはじめ、名だたるプロデューサー5人が参加した、HKT48森保まどか(22)=長崎市出身=のソロピアノアルバム「私の中の私」。このアルバムのために書き下ろされたオリジナル5曲について森保自身に語ってもらった。

 ◆No Diggity!!(伊藤修平)

 英語で「もちろん」などの意味を持つ曲名。清楚(せいそ)なたたずまいの森保からは想像しにくい、ヒップホップ調のナンバーだ。「けっこう、レコーディングは大変で。ストリートっぽい感じの曲なんですけど、正統派のクラシックからは離れているので難しかった。アクセントの付け方とかリズムの取り方とか、けっこう指導を入れてもらったんですけど…。スタジオに缶詰だったので、私も疲れてよく分からなくなって(笑)。『どこまでいった…?』みたいな。結局、最後に『よし、やろう』って言ってやったテイクを基本に使っています」

 曲中には森保自身のコーラスも含まれており「伊藤さんが私のキャッチフレーズを調べてくれて、それを英語に訳してコーラスとして入れてくれてました」

 ◆Lotus(武部聡志)

 「これぞ武部節」という、和風のナンバー。ハスを意味する曲名は、武部の計らいで森保が好きな花の名前からつけた。「和風っぽいJポップテイストな曲でメンバー人気も一番高いです。『幻想即興曲』の録音の時に、さわりの部分だけ聞かせてもらって。すごくキャッチーで、初めて聞いたはずなのに、どこか懐かしいような気持ちになる曲でした」

 後半の聞かせどころとなる速弾きは「難しいです、やっぱり(笑)。イベントとかでも弾きたいけど…。練習しないといけないなって思います」

 ◆Beyond The Line(鳥山雄司)

 曲中にあるジャズのパートは別に録音したという。「鳥山さんの録音の仕方が一番変わっていたと思うんですけど、すごく新鮮でした。ジャズのアディショナルパートは別物として聞かせたい、っておっしゃってて、私自身もそう思ったので、全部を録音し終わった後、気持ちを新たにやりました。本当に『コンクールのために!』みたいなピアノしかやってこなかったから。このアルバムをきっかけに、ラフに作るじゃないですけど、そういう楽しみを知りました」

 ◆17END(本間昭光)

 沖縄民謡のレジェンドと言われる大城美佐子の島唄から始まる。実在する宮古島の夕日スポットがモチーフとなっており、本間の中に具体的なイメージがあった分、それを表現するのに苦労したという。「練習動画をプロデューサーに送ってやりとりしている時、一番アドバイスが多かった楽曲。私自身もあんまり満足いかない状態だったので(レコーディング)本番も心配だったんですけど…。本番では、大城先生も三線(さんしん)奏者の方もその場にいらっしゃって、より気持ちがつくれた状態で入れた。HKT5期生の川平聖ちゃんがLINE(ライン)で『宮古島にこういう場所があるんですよ!』って教えてくれて。『そこをイメージして弾いてるんだよ』って返すと『そうなんですね!』ってお母さんが撮った写真を送ってくれて。かわいいですよね(笑)。写真もすごくきれいだったので、行ってみたいと思いました」

 ◆即興曲#727(松任谷正隆)

 「一番緊張感があったかもしれないです。クリック音とかトラックがあった方が安心するんだなって(笑)。9曲それでやってるから、慣れちゃって。ピアノと私だけだって不安になっちゃって」

 トップクラスの難度の超絶技巧曲。「半泣きで練習しました。デモテープを松任谷さんが弾いていたってことも知らなかった。(デモが)倍速だったっていうのも後々知って。まんまと倍速で弾かされました」

(古川泰裕)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ