テーマは「音楽とSDGs」 別府アルゲリッチ音楽祭、5月開催

西日本新聞 大分・日田玖珠版 岩谷 瞬

 5月に開催される「第22回別府アルゲリッチ音楽祭」(アルゲリッチ芸術振興財団主催)の各プログラムが決まった。テーマは「音楽とSDGs(持続可能な開発目標)」。歴史の深いクラシック音楽を通し、「多様性を受容する社会づくりに向け、音楽がどのように役立てるのか考える機会にしたい」と音楽祭総合プロデューサーの伊藤京子さんは訴える。

 音楽祭は5月9~28日、大分県別府市や大分市、東京など6カ所で9ステージが行われる。開幕日の9日は別府市のビーコンプラザで、県ゆかりの若手音楽家がコンサート。17日は同市の「しいきアルゲリッチハウス」で、イタリアの「サンタ・チェチーリア国立アカデミア」から講師を招き、若手音楽家向け特別レッスンを開く。指導の様子は有料で一般公開する。

 20日は大分市の平和市民公園能楽堂で、恒例の子ども向けコンサートを実施。23日は大分市のiichikoグランシアタで、韓国出身の世界的バイオリン奏者チョン・キョンファさんと音楽祭総監督のピアニスト、マルタ・アルゲリッチさん=アルゼンチン出身=が協演する。

 最終日の28日は群馬県高崎市で、チェロ奏者のミッシャ・マイスキーさん=ラトビア出身=と日本人奏者4人によるコンサートがあり、音楽祭を締めくくる。

 財団副理事の阿南寿和・別府市副市長は「韓国、中国から観光客が減る中、音楽祭はラグビーW杯で盛り上がった欧米豪から再び注目を集める好機。温泉だけでない別府の魅力を発信したい」と意気込む。チケットは3月7日から専用ホームページなどで販売。問い合わせは、同財団=0977(27)2299。(岩谷瞬)

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