大崎事件、3月に第4次再審請求 原口アヤ子さんの弁護団発表

西日本新聞 社会面 河野 大介

 鹿児島県大崎町で1979年に男性=当時(42)=の遺体が見つかった大崎事件で、昨年6月に最高裁で第3次再審請求が棄却された原口アヤ子さん(92)の弁護団は11日、3月30日に鹿児島地裁に第4次の再審請求をすると発表した。新証拠として、確定判決が「タオルによる絞殺」と認定した死因を否定し、事故死だった可能性を示す医学鑑定などを提出する。

 新証拠は計4点。当時、自転車で側溝に転落していた男性を自宅まで運んだとされる人物2人の供述などを分析した供述心理鑑定も提出する。

 第3次請求では、地裁と高裁が再審開始を認めたものの最高裁が退けるという異例の経過をたどった。森雅美弁護団長は「アヤ子さんも92歳。できるだけ早く(第4次請求を)したかったが、今回は本当にあらゆる意味で最後。絶対に勝たなきゃいかん」と話した。

 事件では、原口さんと元夫(故人)ら親族計4人が逮捕された。原口さんは捜査段階から一貫して無実を訴え、殺人と死体遺棄の罪で服役した後、裁判のやり直しを求めてきた。(河野大介)

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