21日に開幕するサッカーJ1のリーグ戦は大きな変革が行われる…

西日本新聞 社会面 大月 崇綱

 21日に開幕するサッカーJ1のリーグ戦は大きな変革が行われる。全試合でのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入だ。ビデオ映像を用いて判定の補助をする制度である。先日、日本の現役審判員による研修を動画で見る機会があった。

 そこでは、主審とVAR担当に年齢差がある場合、両者のやりとりに遠慮やその逆の雰囲気が感じ取れた。また、選手の接触をこま送りで細かく見てしまうため、接触の強さやプレーへの影響度があまり考慮されていないのでは、と思わせる場面もあった。

 先に導入された海外でも、決定的な見落としを防ぐ効果がある半面、判定に過剰に介入してしまい、AR(副審)の役割のはずが、“主審”になってしまっているのではという問題も生じている。予定より1年導入を早めたJリーグ。順風満帆にいかないこともあろうが、制度の本質を見失わず、日本から手本を発信してほしい。 (大月崇綱)

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