ライオンの子2頭、父母の故郷へ 熊本市動植物園

西日本新聞 熊本版 古川 努

 熊本市動植物園(東区)は12日、昨年生まれたライオンの子3頭のうち、2頭を大分県宇佐市の九州自然動物公園アフリカンサファリに譲渡すると発表した。旅立ちは3月30日。園はお別れ前に、寄せ書きやガイドを計画している。

 3頭は、雄のレオと雌のココ、サニー。昨年5月に同サファリ出身の父サン(11歳)と母クリア(6歳)の間に生まれた。落ち着きがあるレオとココ、少しやんちゃなサニーはじゃれ合いながらすくすくと成長し、現在は体重約60キロに達している。

 当初は3頭すべてを父母の故郷に戻す計画だった。だが、来園する子どもたちの「残してほしい」との声を受け、レオとココが旅立ち、サニーは園が引き続き飼育することになった。

 ライオン舎では3月20日から寄せ書きコーナーを設置。同29日には飼育員が「お別れガイド」を行い、翌30日に出発する予定。サファリによると、帰郷後の「デビュー」は秋頃になる見込み。園は「サファリの仲間たちに無事に溶け込んでほしい」としている。 (古川努)

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