「普賢岳災害を忘れない」 島原高3年生が卒業記念の植樹

西日本新聞 長崎・佐世保版 真弓 一夫

 雲仙・普賢岳の噴火災害で森林が失われた長崎県島原市千本木地区で13日、島原半島の高校3年生が緑の回復を願って卒業記念の植樹をした。

 市民団体「雲仙百年の森づくりの会」(宮本秀利会長)や国土交通省雲仙復興事務所が、火砕流などで約2600ヘクタールが焼失した同地区の山林再生を目指し、1999年から実施。千本木砂防堰堤(えんてい)近くに「卒業の森」を設け、これまで約4ヘクタールに約3万2千本を植えている。

 22回目となる今年は半島の10校から497人が参加。宮本会長(70)が「苗木への愛情と古里への感謝を込めて植樹をして」と呼び掛け、高校生はクヌギやモミジ、ツバキなど6種類約800本を丁寧に手植えした。島原農高3年の伊達百華さん(18)と高田愛佳さん(18)は「卒業後も苗木と自分たちの成長を一緒に楽しんでいきたい」と話した。 (真弓一夫)

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