県道52号の復旧遅れる 八女市星野村、昨年8月の大雨で崩落

西日本新聞 筑後版 丹村 智子

工事中に危険箇所判明

 昨年8月末の大雨で道路が崩落し、通行止めになっている福岡県八女市星野村の県道52号の復旧が、当初見込んだ3月末より遅れることが分かった。県八女県土整備事務所によると、復旧工事中に、想定外の補強が必要な箇所が見つかったため。4月にならないと開通時期のめどは立たないという。

 現場の星野川沿いの県道52号は、昨年8月28日の大雨で、約60メートルにわたって崩落した。整備事務所は当初、復旧工事の工期を3月末までとしていた。

 しかし工事中に、土質がもろく、作業中に事故の危険性がある箇所が約20メートルにわたって見つかった。補強が必要なため、整備事務所は対象箇所の調査、設計をやり直している。

 県道52号は市の中心部と星野村をつなぐ主要道路。現在、2トン以上の大型車用と2トン未満車両用の2本の迂回(うかい)路がある。

 2トン未満は片側交互通行で、長い待ち時間が生じている。生活道路を応急的に利用しているため、地元住民からは県道の早期復旧を望む声が出ている。

 星野村から市中心部に通勤する男性(53)は「時間がかかる上に、迂回路の途中で対向車と鉢合わせたという話も聞く。迂回路沿いの住民も大変だろう」と困惑する。大型車用の迂回路の近くで暮らす男性(57)は「8年前にあった豪雨災害の後もここは迂回路になった。復旧工事はしっかりやってほしい」と要望した。(丹村智子)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ