香春岳テーマに多彩なアート 若手芸術家ら、JR採銅所駅で作品展

西日本新聞 筑豊版 大塚 壮

 福岡県の田川地域を中心に活動する若手アーティストたちが、インスタレーション(空間芸術)や写真などそれぞれの分野で香春岳をテーマにした作品を制作し、展示した「ネゴトヤ新聞×香春町地域おこし協力隊特別展 スクラップオブKAWARADAKE」が同県香春町のJR採銅所駅舎の待合室で開かれている。16日まで。

 出展しているのは、同県田川市在住の造形作家、佐土嶋洋佳さん(35)が編集長を務めるフリーペーパー「ネゴトヤ新聞」を発行する写真家の長野聡史さん(45)と、文章を担当する高木侑斗さん(35)、イラストレーターのmaruikoさん(34)の4人と、地域おこし協力隊員の小野沢春輝さん(25)、村上夕子さん、八女市在住の牛島智子さんの計7人。

 アーティストの視点で田川を紹介するネゴトヤ新聞は2013~15年に5回発行したが、メンバーが仕事や育児などで忙しくなり、5年間出せなかった。今回は、フリーペーパーの特別版を千部発行したのを機に作品を持ち寄った。

 テーマに選んだ香春岳は、田川の人が山が見える方向で自分の位置を確認する最も身近な山。布に一の岳から三の岳までを重ね、祖母が使っていた小物を縫い付けた佐土嶋さんのインスタレーションや、香春岳で採れる寒水石を使って、見た人に好きな風景を描いてもらう長野さんの作品などが並ぶ。

 待合室にはこたつを用意しており、佐土嶋さんは「作品を見ていただき、ゆっくり香春岳の話がしたい」と話している。入場無料で、午前9時~午後5時。同待合室=0947(32)3115。(大塚壮)

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