「中1ギャップ」心配ないよ 体験入学会で先輩と交流

西日本新聞 ふくおか都市圏版 後藤 潔貴

模擬授業やゲームで交流

 中学校進学をきっかけに、いじめや不登校などが増える「中一ギャップ」の解消を目的に、今春進学予定の小学6年生を対象とした中学校体験入学会が篠栗中(福岡県篠栗町)であった。校区内の勢門、篠栗両小から6年生約230人が訪れ、中学校の生活を体験した。両小の児童同士、中学校の先輩、教師との交流などを体験することで、入学前の不安感を和らげようと昨年から実施している。

 体験入学会は1月31日に開催。小学校のクラスごとに分かれた授業では、各教科担当の中学校教諭らが、小学校より、ちょっとだけ難しい内容で進行。また、両小の児童と中学2年生の先輩で5人ほどの混合チームを作る授業もあり、自己紹介をしたり、力を合わせてゲームを楽しんだりした。

 理科の授業で、乾電池と銅線で電球を点灯する実験をした勢門小6年の吉永樹生君(11)は「分かりやすくて楽しい授業だった。もう中学生になるんだなって実感できた」。離れたところにある2枚の絵を比べる間違い探しゲームを混合チームで楽しんだ篠栗小6年の細川愛莉さん(12)は「最初は緊張したけれど、勢門小のみんなや先輩たちと仲良くなれた。中学校入学がむちゃくちゃ楽しみ」と笑顔だった。

 篠栗中の今長谷(いまはせ)寛校長は「今の子どもたちは家の中の生活が多く、人との出会いが苦手な場合も多いが、今回の体験で新たな友達、先輩、教師、学校に対する不安感を少しでも解消してくれれば」と話していた。(後藤潔貴)

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