「誠実な人」という印象があっただけに、驚きも大きかった…

西日本新聞 社会面 野村 創

 「誠実な人」という印象があっただけに、驚きも大きかった。九州電力玄海原発がある佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長(63)が、福井県の建設会社から現金100万円を受け取っていた問題のことだ。

 脇山町長によると、2018年7月の町長選直後、この会社の関係者が「当選祝い」として100万円を自宅に置いていった。町長はそのまま昨年12月まで金庫に保管していたという。「町長になったらこんなことがあるんだと、びっくりした」。記者会見で町長は正直な思いを話したようにも感じたが、なぜ1年5カ月も返さなかったのか。疑問は解消されなかった。

 脇山町長は「頑張ってくれとの言葉をたくさんいただいた」として辞任せず町長を続けるという。町民からは「説明が不十分」「辞任すべきだ」との声も聞く。「信頼回復のため一から出直す」と言うのであれば、町民に説明する場を設けることが、第一歩ではないか。 (野村創)

PR

デスク日記 アクセスランキング

PR

注目のテーマ