ものづくり「産地連携」目指す 波佐見でクラフトツーリズム全国大会

西日本新聞 長崎・佐世保版 平山 成美

 ものづくりの魅力や産地の文化が楽しめる観光を広げようと、長崎県波佐見町で14日、第1回クラフトツーリズム産業協議会全国大会が開かれた。金属加工の新潟県燕三条、九谷焼の石川県、家具の福岡県大川市など11地域から約150人が参加し、産地のネットワークづくりに乗りだした。

 会場はかつての製陶工場を改装した西の原833スタジオ。パネル討論ではクラフトツーリズムの可能性について意見を交わした。

 波佐見町の一瀬政太町長は「元気のある産地が力を合わせることで、ものづくりに新しい付加価値が生まれる」と連携をアピール。企業経営者で、訪日外国人客の誘致に詳しい村山慶輔さんは「産地の成功事例をシェアし、今回のイベントを軸に取り組みを推進すると、絶対に観光需要は増える」と語った。

 波佐見町の陶磁器産業と観光を研究する県立大の竹田英司准教授は講演で、クラフトツーリズムを充実させ、観光客1人当たりの消費額を1万円に増やす目標を提起。町の観光客誘致のスローガン「来なっせ120万人」にちなみ「使いなっせ1万円」のアイデアを披露した。(平山成美)

長崎県の天気予報

PR

長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ