昭和バス、佐賀26路線を4月再編 「佐賀―小城」は廃止

西日本新聞 九州経済面 金子 晋輔

 昭和自動車(佐賀県唐津市)が路線バス運転手の働き方改革などを理由に進めてきた佐賀県内の26路線の見直しについて、県は14日、関係自治体などの会議で、同社や地元住民らが協議してまとめた再編方針を明らかにした。同社が2路線を存続、1路線を廃止し、残り23路線は他社がマイクロバスなどで代替手段を確保する。再編は4月1日から。

 存続するのは、佐賀市の中心部と古湯温泉を結ぶ路線と、武雄市と多久市を結ぶ路線。その一方で、佐賀市と小城市をつなぐ北部バイパス線は「JR唐津線などで代替できる」として廃止する。

 残りの23路線は佐賀市富士町内を走る路線など。タクシー会社が予約制でマイクロバスやワゴン車を運行するなどして、住民の足の確保を目指す。

 見直し対象は1便平均の利用者が10人以下の路線が中心。昭和自動車は2018年秋、路線見直しを県などに申し入れ、住民らと協議していた。県担当者は「住民ニーズを取り入れたことで利便性が高まる」としている。

 昭和自動車の黒田正直乗合事業部長は会議で「代替手段を確保する苦労をかけて申し訳ない。残った路線が持続可能な公共交通として発展することを願う」と話した。(金子晋輔)

佐賀県の天気予報

PR

佐賀 アクセスランキング

PR

注目のテーマ