世界遺産が吉塚商店街に出現 7カ国の留学生 母国の景勝描く

西日本新聞 ふくおか都市圏版 手嶋 秀剛

 吉塚商店街(福岡市博多区)の空き店舗のシャッターに、アジア各国の留学生がボランティアで母国の世界遺産などの絵を描いた。留学生らは日本語学校「愛和外語学院」(東区馬出)に学ぶ7カ国の15人。昨年12月末からほぼ毎週やって来て、14日に完成させた。

 ミャンマーの世界遺産バガン遺跡を描いたカウンカン・ミンさん(23)は「お寺があって、王様がいたところです」と絵筆を走らせた。パキスタンのインズマム・ウル・ホックさん(27)は、同国が世界遺産登録を目指すバードシャーヒーモスクを描いて「美しいイスラム教の聖地。観光で訪ねてください」。正殿などが焼失した首里城を描いた、セネガルのサル・マモウトさん(29)は「留学している国の大切な宝なので残したかった」と話した。

 シャッターの落書き消しから始めた留学生たちは、商店主らともすっかり顔なじみに。シャッターには覚えた平仮名で「ようきんしゃったね」と書いた。吉塚商店連合組合の上園俊雄事務局長は「商店街が明るくなって、とてもありがたい」と話していた。 (手嶋秀剛)

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