美術の技法学び作品制作 「アートキッズ」閉校、児童22人が修了

西日本新聞 筑豊版 長 美咲

 福岡県嘉麻市上臼井の織田廣喜美術館で16日、1年を通して小学生が美術の技能を学ぶ「アートキッズ」の閉校式があった。

 アートキッズは子どもたちの発想力や表現力を養おうと始まった企画で、本年度は市内の小学生22人が参加。毎回、静物画や風景画、立体造形といったテーマがあり、同美術館に収蔵される洋画家織田廣喜の作品などを教材に、技法を学んだ後、実際に自分たちで絵を描くなどした。

 制作した作品は、昨年12月から今年1月に同美術館で展示。最終日には子どもたちが活動の成果や感想を報告するギャラリートークも開かれ、期間中は314人が来場したという。

 16日は、最終回となる12回目の活動日で、最初に目の錯覚で平面の絵が立体的に見えるだまし絵に親子で取り組んだ。閉校式では活動を写真で振り返りながら、学んだことをクイズで復習するスライドを楽しんだ。最後に小学生には修了証を、活動をサポートした県立大の学生などのボランティアには感謝状が手渡された。

 碓井小4年の本田珠生さん(10)は「絵を見ながら物語を作る回が楽しかった。これからも家で工作をしたい」。担当した同美術館の藤嶋芳絵さんは「活動を通して子どもたちがおもしろい作品を作ったり仲良くなったりしたのが良かった。今後も美術館に足を運んでほしい」と話した。 (長美咲)

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