岡部平太の偉業を朗読劇に 引津小児童、住民へ披露 糸島市

西日本新聞 ふくおか都市圏版 竹森 太一

 福岡県糸島市の引津小の女子児童6人が16日、スポーツの聖地・平和台(福岡市)を創設した地元出身の岡部平太(1891~1966)の偉業を振り返る朗読劇を、校区の芸能・サークル発表会で披露した。会場の引津公民館(同市志摩御床)に集まった地域住民約100人は、岡部の波瀾(はらん)万丈の生涯を聞きながらスポーツを愛し、平和を希求する大切さに思いを深めた。

 関連写真を紹介しながら「ショートストーリー」として朗読劇を披露したのは、引津校区の「キッズ歴史探検隊」のメンバー3人を含む4年生。地元の元教諭が本紙連載「平和台を創(つく)った男 岡部平太伝」などを参考に作成したシナリオを読み込み、1月下旬から練習を重ねてきた。大人の語り手として地域住民ら3人も協力した。

 朗読では、神風特攻隊で長男の平一を亡くした岡部平太が「スポーツを通じて平和を育む拠点」として平和台開設に尽力したことなどを紹介。岡部が現在、地域の子どもたちに語るであろう言葉として「どげんかなる、どげんかするという大きな気持ちで、郷土のために尽くしなさい」というメッセージを伝えた。

 発表を終えた中村悠乃さん(10)は「シナリオを通じ岡部平太さんのことを学びました。音読の練習を重ねたことは、授業での発表にも役立つと思います」と話した。 (竹森太一)

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