「インターネットって何?」…

西日本新聞 社会面

 1995年1月の阪神大震災は社会システムを揺り動かし、変革を促した。被災者支援などに活用されることでインターネットの認知度が上がり、同年11月発売のパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ95」は爆発的に普及。この年は後に「インターネット元年」と呼ばれた。

 当時のデスクとのやりとりを思い出す。支援物資の情報交換やボランティアの募集などにネットが有用である一方、真偽が不確かな内容も交じる、との原稿に「インターネットって何?」との質問。「パソコン通信の親玉みたいなものですよ」-。私もよく理解していなかったのだ。

 取材ノートに「NTTせこう氏」と書いてあった。95年当時、同社広報部に在籍し、現在は自民党参院幹事長の世耕弘成氏と思われる。世耕氏は政府の広報・IT戦略に影響力があるが、国民を統制する道具としてネットを使ってほしくない、と願うのは杞憂(きゆう)だろうか。(山崎清文)

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