民間保育所におかず代補助 北九州市、幼保無償化で

西日本新聞

 北九州市は、2020年度から民間の認可保育所に給食の副食費(おかず代)を補助する方針を決めた。昨年10月に幼児教育・保育無償化が始まり、それまで保育料に含まれていた副食費が無償化の対象外となったが、同市では民間保育所が費用の一部を肩代わりしている実態が判明。その費用が経営の負担となっているためだ。

 厚生労働省は副食費の目安として月額4500円を示しており、同市の民間保育所も一律4500円を徴収。だが、無償化を前に行った調査によると、実際の副食費は同市平均で6300円掛かっていた。市保育課では、民間保育所が副食費を抑えるため、今後食材の質を落とすなどの対応を取ることを懸念。20年度一般会計当初予算案に約5500万円を計上し、市内の民間保育所145カ所(年間利用者延べ約9万3千人)に対して、1人当たり月額600円の補助を出すことにした。

 副食費を巡っては、無償化の対象から外したことで、保育料が無償になってもかえって保護者の負担が増える「逆転現象」が各地で問題化。自治体が独自に補助金を出す動きが出ているが、政令市など人口規模の大きい自治体ではまだ広がっていない。

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 北九州市は18日、総額5702億9800万円の20年度一般会計当初予算案を発表した。前年度比0・7%減で、過去3番目の規模。市税収入は前年度比0・5%増の1762億円で過去最大となった。

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