【動画あり】手作りガーゼマスク10分で完成 せきエチケットや保湿に

西日本新聞 くらし面 本田 彩子

 新型コロナウイルスの影響で市販品のマスクが不足し、やむを得ず自作する人が出始めた。使い捨ての不織布マスクに比べてウイルスを遮断する力は劣るものの、何も着けないよりは安心。自分の手で無意識に鼻や口を触るのを防ぐ効果もあり、一定の感染防止策にはなりそうだ。福岡市の手芸店「トライ・アム サンカクヤ」薬院店の井上かおりさんに聞いた、簡単なガーゼマスクの手作り法を紹介する。

撮影協力:トライ・アム サンカクヤ薬院店

 井上さんは「もちろんウイルスを完璧に遮るようなものではありませんが、口や鼻の中の保湿やせきエチケットの目的で作りたいという人が来店されています」と話す。喉や鼻の気道を保温、保湿することで、粘膜を保護し感染を防ぐ働きが期待できる。ただマスクは毎日洗濯し、清潔に保つ必要がある。「ウイルスが気になる人は熱湯で煮沸したり漂白剤を使ったりする方法もあります」。洗い替えも含め複数枚作っておくと便利だ。

 用意する材料(1枚分)は、ダブルガーゼ(縦19センチ、横49センチ)とマスク用のゴム(25センチを2本)のみ。アイロンなどで折り目を付けながら作業するとよい。

 イラスト(1)=裏返したガーゼを横長に置き、上端と下端を真ん中に向けて折る。

 イラスト(2)=左端を2センチ残して右から半分に折り、折り目を付ける。

 イラスト(3)=(2)を一度開き、右端と左端がそれぞれ折り目の0・5センチ外側にくるように折り、折り目に沿って再び折る。

 イラスト(4)=左右とも端から1・5センチ内側を縫い、マスク用のゴムを通す。

 縫うのは最後の2カ所だけで、所要時間は10分弱。手縫いも可能で、すぐに作りたい人にはお勧めだ。ガーゼ生地は200~300円、ゴムは1袋(2メートル)約300円で購入できる。

 同店では、立体型やプリーツ型のマスクを手作りするための型紙も販売し、手芸上級者に人気という。ただ買い求める人が増えて専用のゴムは品薄状態となっており、代用品を勧めているという。(本田彩子)

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