【全文掲載】福岡市で新型コロナウイルス感染確認 高島市長会見の一問一答

西日本新聞 坂本 公司

 福岡市の高島宗一郎市長は20日、市内在住の60代の日本人男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。記者会見での一問一答全文は次の通り。

高島宗一郎市長(以下、市長):市民の皆様にお知らせをいたします。このたび福岡市内で初めて、新型コロナウイルス感染症の患者が確認されました。この方は年齢が60代の福岡に住んでいる日本人の男性。現在入院中で、発熱、肺炎等の症状があるということです。職業は無職。それから、最近の海外の渡航歴はないということです。

 2月13日に発熱ということで、市内医療機関を受診した。で自宅療養指示されて自宅にいらっしゃったわけですけど、きのう、発熱が続くということで改めてその医療機関を受診をされて、そのときに血液検査でウイルスの感染症が確認されたことから、レントゲンをとったところ、肺に影が認められたということで、その医療機関から福岡市の保健所を通して感染症の指定医療機関に行ってコロナウイルスの検査も行ったということ。そしてきょうの未明にかけて、PCR検査の結果、陽性であることが判明したということ。あらためて、中国を含めて最近の海外の渡航歴はないということであります。これについては、感染源がどこになったかということは、多くの市民は気になると思います。現在そうした部分について調査中です。こうした部分については個人が特定されない範囲内でお伝えできることを、今後調査結果が分かればしていきたいと思います。

 同居の家族が2人いらっしゃる。そうした皆さんも現在調査中ということです。それから、これまで市内では17件【→のちに15件と訂正あり】、こうしたコロナウイルス検査を行っているわけですが、陽性が出たのが今回が初めてです。いずれにしても感染症拡大の防止には市民の1人1人の心がけが非常に大事になってまいります。まめな手洗い、それから咳エチケットをぜひ守っていただきたい。今回初めてコロナウイルス感染が確認されたということになりますと、多くの方が怖いという思いからとてもデリケートになると思うんですね。市内の地下鉄でも咳エチケットにかかわるトラブルも起きている。ぜひ、公共交通とか乗られる際とかたくさんの方がいらっしゃるときはもちろんですが、咳やくしゃみをするときは必ずハンカチ(実際に取り出して見せる)で鼻や口をおおっていただくことが大事になりますし、ハンカチを忘れたというときは必ず腕などで鼻や口を守って、外にくしゃみや鼻水等が飛散しないようにお互いに気をつけていければと思います。また個人個人で免疫力を高めることも大事です。普通の健康な方がコロナウイルスにかかったってなれば、これは重症化するものではありません。ただ高齢者とか持病のある方に関してはその限りではないわけですから、やはりこれは感染を広げないという意味でも、健康な方も免疫を高めると同時に、周りに感染が広がるということを抑えるための行動をとっていただきたい。お互いに気をつけていきましょうね。

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