感染リスク高い行事中止に 訓練やマラソン、海外交流… 九州各地

西日本新聞

 九州初の感染者が確認され、拡大が懸念される新型コロナウイルス。九州各地で東京五輪の関連行事や感染リスクが高いとされる高齢者が対象のイベントなどの中止や延期が相次いでいる。

 福岡県柳川市では、内閣府が主催する五輪関連の海外との交流事業が中止になった。市は県内3市町とともにオセアニア15カ国・地域のホストタウンになっており、18日から4日間の日程で米領サモアなどの3人が川下りやノリすき体験を行う予定だった。

 大分市で18~21日に予定されていた、フィジーの大学生を受け入れる国の事業も取りやめになった。

 市民約300人が歌う演奏会の中止を検討するのは北九州市。24日に実施予定で、昨年は観客約1200人の7割が60歳以上だった。福岡県飯塚市や長崎県佐世保市は高齢者関連のイベントを自粛した。

 このほか、JR九州は北九州市と山口県下関市を結ぶ関門トンネルで21日に予定していた避難誘導訓練を中止。宮崎県日向市と大分県竹田市は3月のマラソン大会を断念した。

 同県別府市は3月末までの主催イベント23件を中止する。長野恭紘市長は「(観光面で)相当厳しい状況になっている。苦しいし、悩ましい」と語った。

 

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