APUが卒業、入学式を中止 新型肺炎の拡大受け

西日本新聞 一面

 九州初の感染者が確認され、拡大が懸念される新型コロナウイルス。九州各地では学校行事のほか、東京五輪関連や感染リスクが高いとされる高齢者対象のイベントなどで中止や延期が相次いだ。

 大分県別府市の立命館アジア太平洋大(APU)は20日、3月13日の卒業式と4月1日の入学式を中止すると発表した。例年、保護者らを含め約2千人が出席していた。留学生を含む学生の9割以上が県外から集まり、式典開催はリスクが高いと判断した。

 留学生を含む計669人の卒業生には卒業証書を郵送し、秋以降に代替の式典開催を検討している。新入学生には、入学前2週間の海外渡航歴と体温測定の記録の提出を求めている。3月に予定する一般入試とAO入試、4月以降の授業は通常通り実施する方針。

 福岡県柳川市では、内閣府が主催する五輪関連の海外との交流事業が中止になった。市は県内3市町とともにオセアニア15カ国・地域のホストタウンになっており、18日から4日間の日程で米領サモアなどの3人が川下りやノリすき体験を行う予定だった。

 市民約300人が歌う演奏会の中止を検討するのは北九州市。24日に実施予定で、昨年は観客約1200人の7割が60歳以上だった。福岡県飯塚市や長崎県佐世保市は高齢者関連のイベントを自粛した。

 別府市は3月末までの主催イベント23件を中止する。長野恭紘市長は「(観光面で)相当厳しい状況になっている。苦しいし、悩ましい」と語った。

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