久留米出身の田中光哉選手が代表内定 東京パラ・男子テコンドー

西日本新聞 筑後版 平峰 麻由

 今年の東京パラリンピックから実施競技に採用されるテコンドーの日本代表に内定した男子61キロ級の田中光哉選手(27)=ブリストル・マイヤーズスクイブ=が20日、古里の福岡県久留米市役所を訪れた。

 市職員に拍手で迎えられた田中選手は同市青峰町出身。生まれつき両肘の先から欠損していた。幼少期は剣道、小学生時はサッカーに打ち込んだ。「昔から負けず嫌いな性格で、周りと同じようにやりたかった」。大久保勉市長との懇談では「自分が活躍して、テコンドーやパラスポーツの面白さを伝えたい」と健闘を誓った。

 東京都障害者スポーツ協会に勤めていた2017年にパラテコンドーを始めた田中選手。当初は75キロ級だったが、体格を生かすために減量、競技歴3年で代表の座を射止めた。

 パラテコンドーは胴体への蹴り技だけが有効で、テコンドーのような突き技や頭部への攻撃はできない。

 1月26日に東京であった代表選考会で、田中選手は脚の長さとスピードを生かし、3選手総当たりの大会で連勝して優勝を飾り、代表に内定した。 (平峰麻由)

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