昨年後半、体を壊し長期入院したのを機にウオーキングを心掛けている…

西日本新聞 社会面 石田 裕治

 昨年後半、体を壊し長期入院したのを機にウオーキングを心掛けている。出社、退社時に10キロを目標として福岡市の都心部を歩く。1980年代に頻繁に歩いた路地を約40年ぶりに訪れるなどして、懐かしさをかみしめているのだが、博多駅周辺や天神地区の変貌には驚かされる。

 80年代にはまだ牧歌的な雰囲気を残していた博多駅は、新駅舎完成以降、利用者が激増し、周辺には観光客向けの宿泊施設や飲食店が立ち並ぶ。今後は「ビッグバン」なる再開発によって天神地区が変わる。商業施設の閉店が相次ぎ、「福岡ビル」「天神ビブレ」は営業を終了した。5年後の天神には「イムズ」も「天神コア」もないのだ。

 古里が変貌してしまう寂しさはある。ただ都市の活気は喜ぶべきだろう。今は商業施設の話題が先行しているが、今後は公園や文化施設の充実など、ビルの話だけではない温かみのある再開発になってほしい。 (石田裕治)

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