へこたれない「HKTの宝」、最後に一番幸せな夜を 深川舞子22日卒業 (3ページ目)

西日本スポーツ 古川 泰裕

「最高の推しです」

 2018年7月、深川の生誕祭で、台風が福岡を直撃した。交通機関はストップし、西鉄ホールの客席は半分ほどしか埋まっていなかった。それでも、いつも以上に全力を尽くし、汗をかいた。

 その後、膝を負傷し、1年近く、劇場公演から離れた。卒業を決断するきっかけにもなった。

 ただ、アイドルとしてピリオドを打つ前にどうしてもやっておきたいことがあった。「小学生から在籍してたので、成人の晴れ着姿をファンに絶対に見せたい」。水色と白の縦じま柄の晴れ着で魅了した。

 どんなにつらいことがあっても、「アイドル」というステージに立つ間は笑顔を見せた。卒業発表の記事に対し、ファンの一人は「最高の推しです」というメッセージを寄せた。

 新型コロナウイルスの影響で彼女にとって最後の握手会が延期になってしまったが、運営の計らいにより、22日の卒業公演後に壮行会が決まった。8年間、周囲に振りまき続けた優しさが、その身に返ってくる。これまでのアイドル人生で、一番幸せな夜になるはずだ。(古川泰裕)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ