熊本の感染者は20代看護師 新型コロナ 渡航歴なし、同居の父も陽性

西日本新聞 古川 努

 熊本市は22日、市内在住の20代の日本人女性看護師1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。肺炎の症状で医療機関に入院しているが、重症化はしていない。ここ1カ月間、中国を含め海外渡航歴はない。感染経路は不明で「市中感染の可能性も含めて調査中」という。熊本県内で感染者が確認されたのは初めて。九州では20日に感染が確認された福岡市在住の60代の夫婦に次いで3例目。

 熊本市によると、女性と同居する50代の父親も陽性反応があり、最終確認している。母親は陰性だった。2人とも入院している。

 女性は熊本託麻台リハビリテーション病院(同市中央区)に勤務。17日にせきの症状があり、18日に発熱。19日までに市内の二つの医療機関を受診したが、20日もせき、発熱のほか、頭痛、嘔吐(おうと)、下痢の症状が出て夜間に再度、医療機関を受診。自宅待機を指示されたという。

 21日朝、市環境総合センターでウイルスの検査を実施。同日正午、ウイルスを高精度で検出するPCR検査の結果、陽性反応が出たため、感染症指定医療機関に入院したという。22日現在、38・6度の熱があるが体調は安定しているという。女性は17日以降、勤務先には立ち寄っていないが、病院での濃厚接触者や院内感染の有無も含めて確認する。

 大西一史市長は22日午前0時から記者会見を開き、「迅速かつ正確な情報提供をし、感染拡大を防いでいく」と述べた。(古川努)

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