『世界を知るための哲学的思考実験』 岡本裕一朗 著 (朝日新聞出版・1760円)

西日本新聞 文化面

 思考実験とは「自分が直面している状況を理解し、それにどう対処するか考えをめぐらすために行われるもの」。例えば、世界全体で人口増加が問題なとき、人口減が深刻な日本が少子化対策を行うことは是か非か。論点は「産めよ殖やせよ」の出産パターナリズム、AIロボット技術発展による労働力代替などにも広がる。貧困と格差、フェイクニュースなど世界の難題に挑むには抽象的な議論より、「ポイントをクリアに捉える」思考実験が役に立つ。著者は福岡県出身の玉川大名誉教授。

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