「木育」で幼児に豊かな五感を 松浦市がウッド・スタート宣言

西日本新聞 長崎・佐世保版 福田 章

 長崎県松浦市は22日、木のぬくもりを生活に取り入れ、幼児期から豊かな五感を養う「木育」を進めるため、県内の自治体で初めての「ウッド・スタート宣言」をした。地元の木材を生かしたおもちゃや学習用具を普及させ、森林の大切さを市民に広く伝える。

 木育を提唱する東京おもちゃ美術館との連携に調印した友田吉泰市長は「自然の循環を意識し、木の大切さに目覚める第一歩になる」と意義を説明。東京おもちゃ美術館の多田千尋館長は、集まった親子ら40人に「日本は森林大国。もっと山に目を向け、潤いのある暮らしを」と呼び掛けた。

 市は1歳児を「もくいくきっずたいいん」に任命。本年度の1歳児149人全員に松浦産のヒノキで作ったパズルを贈る。11カ月の恵生(けい)ちゃんを連れた今福町の山口春香さん(24)は「木製なら口に入れても安心。買えば高価なので、ありがたいプレゼントです」と喜んでいた。

 パズルの製作者で新潟市から駆け付けた中村隆志さん(38)は「松浦の風土を形や色に込めた」と話した。(福田章)

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