長湯温泉 SNSで魅力拡散 大分大、竹田市と長湯ホットタブ連携

西日本新聞 大分・日田玖珠版 稲田 二郎

 若者の発想で長湯温泉(大分県竹田市)の新たな魅力を創出してもらおうと、竹田市と大分大、温泉施設「クアパーク長湯」(同市直入町)を運営する長湯ホットタブの3者が、長湯温泉を活性化する産官学連携プロジェクトを発足させた。若者を呼び込めるよう、大分大の学生がイベントの企画などに取り組むとともに、会員制交流サイト(SNS)を使って情報発信していく。

 学生は大分大経済学部社会イノベーション学科3年の11人で、渡辺博子教授のゼミ生。昨年からクアパーク長湯でインターンシップに参加したり、長湯温泉の歴史を勉強したりしてきた。

 長湯温泉では利用者の高齢化が進み、若年層の温泉離れが深刻化しているといい、プロジェクトでは、学生が「長湯温泉PR隊」となって、若者を引き寄せるスイーツなどの商品開発やイベントの企画、SNS映えする地点などを記した新しい観光マップの作製などに取り組んでいく。

 SNSでは、長湯温泉とユース(若者)を組み合わせた「#ながゆ~す」の名称で、温泉や日本有数の名水群、町の歴史など、長湯の魅力をPRしていく。活動は長期を予定しており、PR隊には年度ごとに新たな学生が加わる予定。

 竹田市直入支所で1月にあった「長湯温泉イノベーションプロジェクト発足宣言式」には約50人が参加。首藤勝次市長は「新たな挑戦であり、天然炭酸泉の効果を広めてほしい」とあいさつ。大分大の高見博之経済学部長は「学生は大きなミッションに果敢に挑戦してくれると思う」と語り、長湯ホットタブの小星重治社長は「皆さんと力を合わせて5年後には長湯に定期バスが来るようになれば」と述べた。

 学生の田中千裕さん(20)は「農家など地域の人々と絆を構築しながら、若者を呼び込みたい」と話した。(稲田二郎)

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