一本桜、巨大壁画に みやま市「インスタ映え」新名所目指す

西日本新聞 筑後版 吉田 賢治

 みやま市山川町のバイオマスセンター「ルフラン」の壁に、モザイクアートを掲げようと、地元の小中高校生らによる制作イベントが23日、現地で開かれた。5センチ四方のカラータイル1万4千枚を並べ、縦8メートル、横4メートルの巨大壁画を3月20日に披露する計画で、市の新たな「インスタ映え」スポットを目指す。

児童らタイル1万4000枚で制作

 山門青年会議所や市、観光協会などは、写真共有アプリ「インスタグラム」で市の魅力を発信しようと推進委員会をつくり、市内の観光資源などを投稿してもらう「1万件ポストプロジェクト」を進めている。壁画はその一環で、地域に愛される場所を多くの市民とつくろうと企画した。

 モザイクアートは、地元出身で芸能人関連のグッズなども手掛けるデザイナー宮崎智文さんが協力。「市の新たなシンボル」をテーマに、市内の天保古山(てんぽこさん)山頂に立つ樹齢250年とされる「平家一本桜」を描く。全国で落命した平家一族の魂が乗り移った「平家の神木」として親しまれ、ルフランからも眺望できる。カラータイルは、不要になった竹材を活用している。

 この日の制作には約120人が参加。カラータイルの裏に接着剤を塗り、設計図通りになるよう50センチ四方の台座に貼っていった。今後、台座をつなげコーティングして完成させる。

 プロジェクトメンバーの冨重秀之さん(42)は「低予算だった企画が徐々に広がり、多くの市民も関わるプロジェクトとなりうれしい。壁画を起爆剤に古里が多くの人に知られ、元気になるのを願っている」と話した。 (吉田賢治)

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