新型肺炎「影響いつまで」 3連休、 屋内と屋外で明暗 外食敬遠も

西日本新聞 藤原 賢吾 国崎 万智

 福岡市で新型コロナウイルスの感染者が確認されて初めて迎えた3連休。屋内型施設は客足が鈍ったが、好天にも恵まれた屋外型テーマパークは例年通りのにぎわいを見せた。一方で、外食を敬遠する動きも一部に出ているという。各施設は感染対策を進めるが、「見えない恐怖」の影響はいつまで続くのか。利用者と共に気をもんでいる。

 例年1、2月が利用のピークとなる「パピオアイスアリーナ」(同市博多区)では、九州初の感染者が公表された20日以降、子ども会や幼稚園など団体のキャンセルが4件続いた。大穂威たけ憲(たけのり)支配人によると、3連休は例年に比べ親子連れを中心に3割ほど利用者が減ったという。

 出入り口にはアルコール消毒液が置かれ、リンクではマスク姿の人も目立ったが、子どもたちと訪れた同市西区の具島智子さんは「手洗いやマスクなどの予防はするけれども、完全に防げない。気にし過ぎたらどこにも出掛けられない」と冷静に見る。

 3連休は例年並みの人出だったというのは「かしいかえんシルバニアガーデン」(同市東区)。シルバニアのステージショー後の撮影会と握手会を休止したが、入場者の大幅減はなかったという。

 同市南区の生鮮食品店店長は「外食を控えて自炊する人が増えているのでは」と指摘する。福岡で感染者が確認されて以降、平日も連休中も客が1日100人ほど増えているという。

 感染対策を進めても収束の気配は見えない。同市のある百貨店では、2月上旬から外国人客が半減し、高齢者向けの売り場も客足が鈍っている。店は従業員にマスクを配布し、店内と事務所の約200カ所にアルコール消毒液を設置。食品売り場の試食も原則中止した。担当者は「安心して買い物できる環境を整えているが、先が読めずどこまで影響が続くのか」と不安を語る。 (藤原賢吾、国崎万智、三笘真理子)

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