九電工社長に佐藤会長 西村社長と入れ替わり

西日本新聞 一面 井崎 圭 石田 剛 具志堅 聡

 九電工(福岡市)が、西村松次社長(72)が会長となり、筆頭株主の九州電力出身の佐藤尚文会長(68)が社長に就任するトップ人事を固めたことが、関係者への取材で分かった。近く取締役会で内定し、発表する見通し。会長と社長が入れ替わる異例の人事となる。

 佐藤氏は2018年6月に九電副社長から九電工会長に転じ、業務全般を統括しつつ社業を把握してきた。九電工生え抜きの西村氏は13年6月に就任。首都圏や大阪など九州以外の大型工事を受注し、業容を拡大してきた。

 九電工を巡っては昨年、福岡県築上町のし尿処理施設建設工事を巡る談合・汚職事件で元社員が有罪判決を受け、法令順守が課題となっている。19年度が中期経営計画の最終年度の節目に当たり、交代を決断したとみられる。

 九電出身者が社長に就くのは、西村氏の前任の橋田紘一氏以来。 (井崎圭、石田剛、具志堅聡)

    ◇   ◇

 佐藤 尚文氏(さとう・なおふみ)慶大商学部卒。76年九州電力。取締役常務執行役員、副社長などを経て18年6月に九電工会長。福岡県出身。

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ