運転手が足りない…西鉄路線バス3月減便 福岡県内3都市圏

西日本新聞 社会面 布谷 真基

 西日本鉄道(福岡市)が慢性化するバス運転手不足の影響で、福岡市や北九州市、福岡県久留米市を走る路線バスの一部を来月減便する方針を固めたことが分かった。北九州地区は来月14日、福岡地区は同21日実施で九州運輸局に申請している。西鉄はグループで国内最大規模のバス車両を保有している。

 福岡都市圏では郊外と都心部を結ぶ路線で朝夕ラッシュ時の便数を維持しつつ、昼間の便数を減らしたり、運行区間を短縮したりして効率化を図る。都市高速を通る路線や、市南西部の発着便などを主な対象とする方向で調整。乗客が少ない日中は一部のバスは都心部に乗り入れず、地下鉄や他のバスへの乗り換えを促す。グループ会社が運行する北九州、久留米両都市圏でも合理化を行う。

 西鉄によると、高速バスを含むグループのバス運転手は約4千人。一方、運転手不足は約110人にのぼるといい、今回の減便ダイヤで40人程度の運転業務を削減できる見通し。ただ、残る不足分はこれまでと同様、運転手に休日出勤を呼び掛けて補う方針で、運転手不足が続く。

 西鉄は2018年春に福岡市・天神やJR博多駅前を経由する100円循環バスを見直し、ルートを短縮したほか、午前0時以降に始発地を出発する「深夜バス」の時刻を繰り上げるなどした。 (布谷真基)

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