私立3高校が卒業式中止 福岡市内 時間短縮やマスク要請も

西日本新聞 泉 修平

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、福岡市内の私立3高校が3月1日に予定していた卒業式の中止を決めたことが26日分かった。沖学園高(同市博多区)は原則として卒業予定者に3月末まで登校しないよう要請し、卒業証書は郵送する。文部科学省などの通知に基づき、式を縮小するケースが相次いでいるが、中止にまで踏み込むのは異例。

 式を取りやめたのはほかに、福岡第一高(同市南区)と第一薬科大付属高(同区)。沖学園高は、卒業予定者について26日から4日間の登校日も全て中止とした。教諭らへの「お礼のあいさつ」も自粛するよう呼び掛け、受験勉強や事務手続きに限って学校を訪れることを認めている。同校は「卒業生や保護者の健康を第一に断腸の思いで決断した」と説明する。

 福岡第一高と第一薬科大付属高は2校合同で卒業生や保護者ら千人以上が参加する式を予定していたが、クラスごとに担任が卒業証書を授与することにした。

 一方で、式を縮小する学校は感染防止策を整える。3月2日に予定する西南学院高(同市早良区)は、式典時間を例年の半分の45分程度に短縮。26日には保護者らに式でのマスク着用を求めるメールを送った。

 高校の卒業式は今週末から3月頭にかけてピークを迎えるが、県私学協会は「各校が頭を悩ませているのではないか」としている。(泉修平)

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