クルーズ船修繕、三菱重工香焼工場で コスタ社が上海の予定を変更

西日本新聞 長崎・佐世保版 西田 昌矢

 中国での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、イタリアのクルーズ船運航会社「コスタ・クルーズ社」は上海で予定していた修繕工事を、長崎市の三菱重工業長崎造船所・香焼工場で行うよう変更した。コスタ社はほかにも所有するクルーズ船2隻を同工場の岸壁に接岸している。理由は明らかにしていないが、運航休止に伴う緊急避難措置とみられる。

 三菱重工によると、修繕をしているのはコスタ・アトランチカ(8万5619トン)。20日から今月末までの予定で船体の塗装や機材のメンテナンスをしている。

 コスタ・ベネチア(13万5500トン)は21日、コスタ・セレーナ(11万4500トン)は22日から接岸。コスタ社によると乗員に感染は確認されていないが上陸はさせず、離岸時期は未定。3隻とも中国を発着する航路を運航しているという。

 三菱重工は長崎を修繕事業の拠点とする計画を進めている。今回のクルーズ船は初の受注となるが、計画とは関係なく新型ウイルスの余波という側面が強い。(西田昌矢)

長崎県の天気予報

PR

長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ