夢かなう?こども記者が「3行日記帳」に挑戦してみた

西日本新聞 こども面

 まいにち書く日記は難しい? 1日3行だけでいいから書いてみないかい-。「できたら夢や目標を実現できるかもしれないよ」。そう言われて、こども記者たちが挑戦してみました。

【紙面PDF】「3行日記帳」に挑戦しました

 講師は、大賀博文さん(34)=福岡県糸島市。立命館大学のラグビー部でレギュラーの座をつかみ、副主将まで務めた。

 身長184センチ、体重95キロと大きな体。でもラグビーの力が評価されて大学に入学したわけではなかったので最初は入部することすら難しい顔をされたらしい。それが黒い手帳に日記をつけ、自己採点してまいにちの生活を送っていたら、レギュラーになれたんだ。

 日記は部活ばかりでなく就職活動でも役に立った。この成功体験を生かして、だれでも簡単に書き続けることができるオリジナルの日記帳を2年前につくり、高校や大学のおにいさん、おねえさんらを中心に広めようと頑張っている。

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 その日記帳は学習ノートのスタイルでめくると、1ページに1週間分を書くようになっていた。

 「まずは、1週間さかのぼって、書いてみようか」と言われたが、「あれっ、きのう何したっけ?」。

 「その日の感想や体調でもいいよ」と大賀さん。そう言われて気が楽に。「実際に書いてみて、読み返した時は、けっこういろんな事をやってるなぁ、と思った」(益田華那記者)。「最初はむずかしそうだなと思ったけど、これなら続きそう」(新谷莉子記者)。

 大賀さんは「手書きでつけることが大切だよ。字体や筆圧でその時の感情が分かるし、書くことで脳を刺激し、忘れなくなる」ともアドバイスしてくれた。

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 この日記帳で面白いのは毎日、採点をつけることだ。各ページの下には折れ線グラフを書き込むところもあった。5点満点で。それを下にあるグラフにも付けて線を結ぶと、今の自分がよく分かるんだって。

 「自己分析」というらしいよ。自分のいい所、悪い所が見えてきて、何を頑張ればいいかが分かる。「自分がどれほど頑張っているか客観的に見られて新鮮」(西田仁胡記者)。

 日記帳は「LMG note」という。LMGは「Life Motivation Graph」の略。やる気や意欲を意味するMotivation(モチベーション)をグラフにするから、こう名付けた。

 確かにやる気や意欲が湧いてくる。「水泳でベストを出すために練習でどんな事をしたのかを書く」(山口百花記者)。「今日の感想とかバドミントンでどんなことをしたとかを書きたい」(樋口空良記者)。「1年の目標を決めることができた」(梅野響己記者、行藤大凱記者)。

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 後日、坪根未来記者からこんな感想が寄せられた。

 「この日記で、一つ一つの目標を明確にし、その事を意識して達成することができています。『机の上をきれいにして学校に行く』『常に字をきれいに書く』など当たり前のことですが、なかなか難しかったです。だけど毎日3行書くだけなので取り組めやすく、続けられそうです」

<メモ> 大賀博文さんは大学卒業後、旅行会社のJTB九州に就職し、リクルートに転職。今は福岡に戻ってきて就職支援会社「スポーツフィールド」で講演を担当したり、大学で教えたり、不動産業を営んだりしている。ノートは1冊550円。購入の問い合わせは、ミドリ印刷(福岡市博多区)=092(292)0300=まで。

▼参加したこども記者

伊東晃輔(福岡市・警固小6年)

梅野響己(福岡県篠栗町・勢門小6年)

永島英奈(福岡県宗像市・赤間小6年)

新谷莉子(福岡市・金武小4年)

田中煌一朗(福岡市・西南学院小4年)

坪根未来(福岡県福津市・神興東小6年)

西田仁胡(福岡県久留米市・津福小5年)

樋口空良(福岡県大野城市・大野南小5年)

平田桃圭(福岡市・板付小5年)

平野亜依(佐賀市・松梅小5年)

前田袈乃(福岡県太宰府市・太宰府小5年)

益田華那(福岡県須恵町・須恵東中1年)

山口百花(福岡市・香椎下原小6年)

山崎陽葵(福岡県糸島市・南風小4年)

行藤大凱(福岡県大野城市・大野南小5年)

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