新体育館入札再び中止 飯塚市発注、参加予定のJV辞退

西日本新聞 筑豊版 田中 早紀

 福岡県飯塚市は、27日に予定していた新体育館建設工事の条件付き一般競争入札について、参加予定だった複数の共同企業体(JV)が辞退し、1JVだけになったため、中止にしたことを明らかにした。JV側は「予定価格に収めきれず、技術者の配置もできなかった」と説明しているという。入札はもともと1月に予定していたが、複数のJVが辞退し、この時も中止となった。市によると、4月に予定している着工は遅れる見通し。ただ、2022年4月の開館は「間に合わせたい」としている。

 市は参加業者が1者だけの場合、入札を中止すると内規で定めている。市は今年1月、入札の上限となる予定価格約25億8900万円で入札を予定していたが、参加予定のJVが辞退。「予定価格と実勢価格が合わない」との説明を受けた市は、職人不足や資材高騰などが要因と判断し、外構工事などを除いた設計であらためて入札することにしていた。

 市契約課は、今回の予定価格について「外部の設計会社に委託し、(市が)精査しており問題はないとみていた」と説明。ただ、辞退が出たことを踏まえ「設計や工期、金額などを見直すかも含めて検討し、再公告したい」としている。

 新体育館は同市鯰田に新設する計画で、総事業費約46億円。このうち約12億円は国からの交付金を充てる方針。 (田中早紀)

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