九州で1人、珠算1級満点合格 久留米商1年「全国競技会で優勝を」

西日本新聞 筑後版 萱島 佐和子

 久留米商業高(久留米市南1丁目)1年の原田陽向(ひなた)さん(16)が、昨年10月の珠算能力検定(日本商工会議所などが主催)の1級試験で満点合格を果たした。今回は九州でただ一人の快挙。原田さんは小学5年で1級に合格していたが「ギリギリでしか合格できなかった悔しさが忘れられなかった」と再受験し、見事に目標を達成した。

 原田さんが珠算を始めたのは小学2年から。同じ教室に通っていた憧れの先輩の後を追って、久留米商に進学した。同校は商業高生を対象とした珠算の全国大会で団体優勝するなど強豪として知られ、原田さんも珠算・電卓部(14人)で腕を磨いている。

 同部では毎年1級受験に挑んでおり、受験約1カ月前から通常の練習に加え、検定用の問題集をこなすなど準備に力を入れてきた。検定は300点満点中240点以上が合格となり、合格後も何度でも再受験できる。今回の1級受験者8384人の合格率は27・4%。満点合格はわずか20人だった。

 顧問の若杉友香里教諭(34)は「速さと正確さを両立させた安定感があり、本番の勝負強さもあって頼りになる」と評価する。

 毎年夏にある全国競技大会の団体、個人両部門での優勝を次の目標に掲げる原田さん。「点数に波があった時は精神的にきつかったが、目標を達成できてうれしい。2017年以来となる団体優勝に貢献したい」と意欲を見せた。 (萱島佐和子)

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