「デマと分かっているけど…」トイレットペーパーの売り切れ拡大 フリマアプリで高騰も

西日本新聞 黒田 加那

 新型コロナウイルスに関するデマの影響を受け、熊本県内のドラッグストアなどでトイレットペーパーが売り切れとなっている事態が、28日には福岡県内にも広がった。会員制交流サイト(SNS)などで広がる「マスクの材料に紙が回されるので不足する」「中国から原材料を輸入できなくなる」といったうわさを、業界団体は「全くのデマ」と強く否定する。その一方で、フリマアプリではトイレットペーパーの高額出品が相次ぎ、おむつや生理用品などのまとめ買いも起きている。

 熊本県に近い福岡県南部(筑後地区)の久留米市にあるドラッグストアでは27日夜、熊本ナンバーの車に乗った人が来店し、両手にトイレットペーパーを下げて帰っていく様子が見られた。

 西日本新聞「あなたの特命取材班」には28日朝から、「(筑後地区の)大牟田(市)ではドラッグストアの箱ティッシュ、トイレットペーパー、紙おむつが売り切れ状態」「筑後地区にトイレットペーパーがない」といった情報が読者から相次いで寄せられた。

 同日午前には福岡市でも品切れの店が続出。同市の読者には「(デマに)踊らされまいという気持ちの半面、本当になくなったら困る。買い置きしたい気持ちとの間で揺れる」と動揺を隠せない人もいた。

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