領収証に口座番号丸ごと表示 九電「不適切だった」ミス11万件

西日本新聞 社会面 河野 潤一郎

 九州電力は28日、2月検針分の電気使用量通知に併記される前月分料金の領収証で、通常は一部を非表示にする契約者の引き落とし口座の番号を全桁表示するミスが、九州全県で約11万件確認されたことを明らかにした。九電は「個人情報漏えいには該当しないと考えるが、不適切だった」としている。口座番号の悪用などは確認されていないという。

 九電では1月上旬から業務系システムの障害が続いているが、今回のミスはこれまで判明したトラブルには含まれていない。業務系システムの一部である「電気料金計算システム」の印字プログラムに不具合が生じたのが原因とみている。

 ミスは機械式メーターを設置する個人宅や事業所で発生。検針員はメーターで使用量を確認し、手持ちの端末で出力した通知を契約者宅の郵便受けなどに投函(とうかん)する。誤表示された佐賀県の70代男性は「口座番号が漏れれば犯罪に使われる恐れもある。個人情報は大切に扱ってほしい」と話している。 (河野潤一郎)

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