卒業文集は?入試は? いきなり「休み」不満 取材班に10代の声

西日本新聞 社会面 四宮 淳平 金沢 皓介

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、文部科学省が28日に全国の小中高校などに要請した臨時休校の是非について、「あなたの特命取材班」に10代の声が多く寄せられた。賛成意見が目立ったが、3学期途中での突然の休校に子どもたちの不満は大きい。

 卒業文集を作成していた佐賀県の小学6年生は「添付予定の内容が時間がなくできなかった。とても残念。せめて1週間前に発表してほしかった」と訴えた。無料通信アプリLINE(ライン)には「動揺と驚きと不安が隠せません。きちんと安倍(晋三)総理大臣に説明してほしい」ともつづられていた。

 福岡県の高校3年の男子生徒は高校生活最後の文化祭が控え、中止になるのは納得できないという。「全力で準備してきた。感染者の多い地域なら分かるが、県内は2人」。京都府の中学3年男子生徒も「発表が急すぎる。受験生で入試への影響が心配」と反対の立場だ。

 感染予防のため休校には賛成しつつも、これまでの防止策や先行きの不透明さに対する批判も目立った。福岡県の女子高校生は「春節の時期に中国人旅行客を規制しなかったことや検査の不備など課題は多くあった」。同県の男性は「学校が感染源になることは防げる」と理解を示した上で、「入試のことは早めにはっきりさせてほしい」と切実な訴えを寄せた。 (四宮淳平、金沢皓介)

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