外国人宿泊、九州6県減少 全国は最多1億人超なのに…

西日本新聞 総合面 森井 徹

新型コロナの影響はこれから

 観光庁は28日、2019年の宿泊旅行統計(速報値)を発表した。国内のホテルや旅館に宿泊した外国人旅行者は前年比7・6%増の延べ1億143万人で、07年の調査開始以降で最多となった。ただ、九州は昨年夏以降の韓国人客減少が響き、福岡を除く6県で前年を下回った。

 国・地域別のトップは中国の2688万7910人(前年比21・3%増)で、全体の3割近くを占めた。次いで台湾1237万1210人(同2・2%増)、韓国895万750人(同25・1%減)、香港639万9890人(同3・0%増)、米国637万6070人(同14・3%増)。上位20カ国・地域で前年割れは韓国のみだった。

 一方、宿泊地の都道府県別では20県が前年を下回った。減少幅は山口の19・4%減が最も大きく、九州では大分18・1%減▽佐賀、長崎13・7%減▽熊本8・7%減▽鹿児島4・8%減▽宮崎1・8%減。福岡は0・6%増だった。

 都道府県ごとに国・地域別の宿泊者を見ると、大半は台湾や中国がトップを占めるが、鹿児島を除く九州6県と山口は韓国がトップになっている。観光庁は「昨夏以降の韓国人客減少の影響は、地理的に近い九州が最も大きかったことが浮き彫りになった」としている。

 今年1月の訪日外国人宿泊者数の速報値も発表され、前年同月比22・1%増だった。2月は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅な減少が見込まれる。(森井徹)

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