「春の寺子屋」休校児童の受け皿に 高校生ら居場所作りに汗 小郡市

西日本新聞 筑後版 大矢 和世

 新型コロナウイルスの影響で休校になった児童たちを対象に、味坂保育園(福岡県小郡市)を拠点として2日始まった「春の寺子屋(番外編)」では、小学生11人が絵本の読み聞かせや外遊び、自習をして過ごした。

 寺子屋は約10年前から長期休暇中の数日間、小学生に野外遊びや創造体験を提供してきた。昨年からは平日放課後も活動している。

 政府による一斉休校要請があった2月27日、寺子屋を運営する廣瀬崇(ひろせ しゅう)園長(44)に、ボランティアスタッフを担う高校生から「寺子屋やりましょうか」などのメッセージが届いたという。スタッフの坂本一磨さん(18)は「自分も寺子屋に通い、中学生のころからスタッフをしてきたから自然に手を上げた」と話す。翌日、会員制交流サイト(SNS)で発信すると、間もなく41人の登録があった。

 1日参加費千円、定員40人。当初は弁当持参だが、準備が整い次第、昼食を提供したり子ども自身で作ったりする予定。ただスタッフの分を含む食材が不足する恐れがあるという。

 「手弁当で急きょやりくりしている。何か支援があればありがたい」と廣瀬園長。寺子屋は4月初めまでの予定。 (大矢和世)

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