九州北部「最も暖かい冬」だった 12ー2月、長崎市は平均10度

西日本新聞 社会面 吉田 真紀

 福岡管区気象台は2日、九州北部5県の気象台と特別地域気象観測所(元測候所)の全14地点中13地点で、この冬(2019年12月~20年2月)の平均気温が統計開始以降最も高かったと発表した。1879年以降で最高だった長崎市をはじめ、全域で「最も暖かい冬」だったことがデータで裏付けられた。

 この冬の平均気温は長崎県五島市(福江地点)10・4度▽長崎市10・0度▽福岡市9・8度▽大分市9・2度▽熊本市9・0度▽佐賀市8・9度-など。

 昨季の暖冬を上回り、平年より1・9~2・4度高かった。熊本県天草市(牛深地点)は11・4度で観測史上2位だったが、過去約40年では最も暖かかった。九州南部の全9地点でも過去最高を記録した。

 この冬は、日本上空を西から東に抜ける偏西風が平年よりも北側に蛇行したため、九州北部には北からの寒気の流れ込みがほとんどなく、最高気温が20度を超える日もたびたびあった。

 3月の九州北部も気温が高くなる見通し。2日も暖かな日差しの中、半袖姿で体を動かす人も見られた。

 ただ、5日ごろに一時的に寒気が入り込み、真冬の寒さとなる可能性があるといい、気象台は体調管理に注意を呼びかけている。 (吉田真紀)

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