先日、魚類学者としても知られるタレントのさかなクンが…

西日本新聞 社会面 吉丸 宣孝

 先日、魚類学者としても知られるタレントのさかなクンが、参院の調査会で参考人として意見陳述したニュースを読んだ。その際、トレードマークの帽子着用について、原則は禁止だが、「品位礼節を欠くものではない」と認められたという。

 一方、その国会。1月には選択的夫婦別姓の導入を訴える野党議員の衆院代表質問の最中に、女性議員が「だったら結婚しなくていい」とやじを飛ばしたとされる問題があった。当事者はいまだに名乗り出ない。党から口止めされているとの報道もある。上から言われれば、事の是非は問わず何でも従うらしい。

 何より、自分の言葉に責任を持てないようなやじをなぜ飛ばすのか。軽率な行動を率直に認めず、逃げ回るような人間が、国民の代表として国政を語るおかしさを思うと、まさにギョッとする。「品位礼節を欠く」。それに相当する例が国会に多過ぎないか。

 (吉丸宣孝)

PR

デスク日記 アクセスランキング

PR

注目のテーマ