「あんこや餅、広まるか挑戦」和風アイスを米国で販売へ 丸永製菓

西日本新聞 九州経済面 野津原 広中

 アイスクリーム製造の丸永製菓(福岡県久留米市)は5月にも米国で製品の販売を始める。1933年に和菓子製造業として創業した同社は和風アイスクリームを得意としている。永渕信孝専務は「米国で和食ブームは続いている。あんこや餅、きな粉のアイスが受け入れられるかチャレンジしたい」と意気込む。

 同社の海外輸出は92年の香港を皮切りに、シンガポール、タイ、オーストラリア、中国と販路を広げ、昨秋にはスイスへの輸出を始めた。

 米国には、きなこもち(60ミリリットル6本入り、10ドル前後)▽あいすまんじゅうバニラ(85ミリリットル5本入り、12~13ドル)▽あいすまんじゅう博多あまおう(同)▽きなこもちカップ(110ミリリットル、4ドル前後)-を輸出する。

 日系の商社を通じて、全米の日系やアジア系のスーパーで販売する計画。2月と3月に各5千個ずつ船便で米国に商品を発送し、それ以降は売れ行きに応じて出荷するという。

 同社は、食品安全管理の国際規格「FSSC22000」認証を、2018年に関東那須工場(栃木県)が、昨年に久留米工場が取得した。米国の乳製品輸入のハードルは高いが、この認証があるため手続きはスムーズに進んだという。米国向けアイスは、規定で原料の乳製品を2回熱殺菌している。 (野津原広中)

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