川崎町が道の駅新設 「パン博の町」前面に 新年度に基本計画

西日本新聞 筑豊版 大塚 壮

 福岡県川崎町は3日、同町田原の国道322号沿いに道の駅を建設することを明らかにした。人の交流と物流の拠点とし、経済活性化を目指す。2020~29年度の町の最上位計画である第6次総合計画に盛り込み、20年度に基本計画を作る。計画策定業務委託料約1000万円を同年度一般会計当初予算案に計上し、同日開会した町議会に提案した。

 町によると、予定地は田原交差点近くの「コメリパワー川崎店」裏の約2万5千平方メートル。横を通る国道322号は、昨年11月に嘉麻市と朝倉市をつなぐ八丁トンネルを含む八丁峠道路が開通。今年春にも大任-香春間のバイパスが開通見込みで、県南と北九州方面を行き来する車が大幅に増えると予測し、集客が見込めると判断した。

 また、川崎町には複数のパチンコ店や飲食・商業施設があり、町外から来る人が多く、昼間人口を取り込みたい考え。

 事業費は数十億円。予定地は、田んぼで私有地のため、用地買収はこれから着手。開業まで数年かかるという。

 同町周辺では、糸田、大任、香春、添田各町などに道の駅があるが、原口正弘町長は「他の施設にないような独自性のある道の駅をつくり、道の駅巡りをしてもらいたい」と話す。例えば、12年に始まり毎年2万5千人の集客があり、県内外のパン店が集まる「かわさきパン博」が注目されていることから「パン博の町」をアピールできるようなカフェの開設などをイメージ。同町が進めるスマートウエルネスシティ推進のための情報発信、災害時の避難場所などの防災機能も持たせる方針。

 町議会は同日開会。会期を16日までの14日間と決め、町長選後の肉付け予算となった本年度一般会計補正予算案比約10%減の20年度一般会計当初予算案(約106億1600万円)など41議案を上程。第6次町総合計画、第2次町総合戦略案など18議案を可決・同意した。 (大塚壮)

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