啓蟄彩るモモの花 火砕流から再建の農園で無料公開 長崎・南島原市

西日本新聞

 5日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。冬ごもりをしていた虫が姿を現す時季とされ、雲仙・普賢岳の火砕流から再建した福島農園(長崎県南島原市深江町)のビニールハウスでは、見頃を迎えたモモの花の蜜を求めて授粉用のミツバチが飛び回っている。今月下旬ごろまで無料で一般公開されている。

 同農園は1991年9月15日の大火砕流で葉タバコ畑を焼失し、10年後、同じ場所でモモ栽培に切り替えて再出発。慣れない品種で失敗を繰り返したという。

 ハウスの天井に沿ってアーチを描く枝にはピンクの花が七分咲きで、ほのかに甘い香りが漂う。福島慎司代表(42)は「花が咲くと災害から立ち直った苦労が報われます」と話す。同農園=090(2858)3601。 (真弓一夫)

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