突然の休校、昼食どうしたら… 久留米の団体や子ども食堂が支援へ

西日本新聞 筑後版 平峰 麻由

保護者の負担軽減に動く

 「学校の休校中は給食がない。昼食を食べられない子もいる。福岡県久留米市にある支援団体を紹介して」。同市の男性から本紙「あなたの特命取材班」に声が寄せられた。新型コロナウイルスの感染拡大で、全国の学校で休校措置がとられる中、久留米市では9日から市立小中高校が休校となる。共働きやひとり親家庭など昼食準備にかかる負担を少しでも軽減しようと、支援の動きが広がっている。

 家庭で余った食品を集め、必要な家庭に配る活動「フードドライブ」に取り組む市民団体「ボナペティ」=090(2096)3741=は食材集めを急ぐ。田町菜穂子事務局長(54)は「子どもが1人でも食べられるレトルト食品やカップ麺、菓子などを特にお願いしたい」と話す。10日に御井朝妻1丁目のボナルーム、22日に御井町の府中公民館で午前10時~午後3時に受け付ける。

 無料や安価で食事を提供する「子ども食堂」も対応を急ぐ。久留米市が把握する11カ所のうち、「ボナペティ」(10、22日開催)を含む6カ所が準備を進める。感染を防ぐため、その場で食べるのではなく持ち帰ってもらうなど工夫するという(4カ所は感染防止のため活動中止、長門石5丁目の長門石朝食堂は未定)。

 安武町の「安武子ども食堂」=080(6118)5285=は通常月2回の開催を大幅に拡充。9~24日の平日午前9時~午後1時に開く。「部屋を分けて10人以下の小集団で実施」「1時間おきに換気」「毎回拭き掃除」などの基準を設け食事と学習支援、居場所を提供する(200円)。

 宮ノ陣1丁目の県営住宅「パークタウン宮ノ陣」の集会所でも9~24日(15、22日除く)、子ども食堂「ひこうき雲」=080(3903)1166=が、昼食用におにぎりなどを配る。無料、要申し込み。

 田主丸町の田主丸アグリビジネス交流室の「かあさんの味」=0943(72)1788=は土曜日の活動を休止して、16日と23日の月曜日に手作り弁当を、申し込みのあった家庭に届ける(小中学生100円、大人300円)。

 六ツ門町の飲食店「KUHON」=0942(39)1230=は昼以降、みそ汁の持ち帰りを行っている(子ども無料、大人30円、申し込み不要)。

 城島町江上上の「サポートピア城島」である「くるめっ子食堂」=080(6403)6660=は通常通り7、14、21、28日に実施する(子ども無料、大人250円)。

 8歳と4歳の娘を育てる同市高良内町の女性(43)は子ども食堂などの支援の動きに「週に1度でも、1食分でも用意してもらえると助かる」と喜んでいた。

(平峰麻由)

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