大分の感染女性勤務店、同僚ら全員陰性「感染拡大の場でない」 

西日本新聞 大分・日田玖珠版 岩谷 瞬

 大分県と大分市は7日、新型コロナウイルスに感染した30代女性=同市=の同僚ら濃厚接触者全47人がPCR検査で全員陰性だったことを受け、勤務先の飲食店を「感染拡大の場になっていない」と結論づけた。感染経路は不明のままだが、「確認は困難」(同市)として調査を終了する。

 女性の同僚41人は6日、陰性が確認された。同居する男性や発症直前に訪れたスポーツジムの会員ら6人も陰性がすでに確認されており、県健康づくり支援課の藤内修二課長は「集団感染(クラスター)の可能性もあっただけに、ほっとした」と胸中を明かした。

 県や市によると、飲食店の客については6日までに76人から県内の各保健所に問い合わせがあり、うち3人の陰性が確認された。女性は6日から平熱で、快方に向かっているという。

 今後の焦点は感染経路。山口県下関市の40代男性が2月20日に女性の働く飲食店を訪れ、その後感染が確認されたが、大分市によると、女性が接客したかは「不明」という。

 飲食店がある同市都町では、キャンセルが相次ぎ休業に追い込まれる店も出ている。運営会社「OMSG」(同市中央町)は近隣の店への説明や常連客への対応を優先し、営業再開の時期は未定としている。中西正志常務(57)は「一区切り着いたが、都町全体のことを考えて動きたい」としている。 (岩谷瞬)

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